日本舞踊について
日本舞踊の源流は、400年以上前に上演されていた歌舞伎です。1603年に徳川家康が徳川幕府を設立した後、現在の島根県である出雲地方の阿国という女性が京都の四条河原で阿国歌舞伎を踊ったのが最初と記録されています。歌舞伎は、主にセリフを語るドラマ部分と舞踏の二つの要素で構成されています。この舞踏の要素のみが、その後市井にて民衆の人気を得て独立した舞踊となりました。これが、現在の日本舞踊の始まりです。
日本舞踊には、西川流、花柳流、坂東流、藤間流、若柳流の5大流派があります。全流派ともに江戸歌舞伎を源流とする長い歴史と共に現在に至っています。古くて堅苦しいイメージをされる方もいますが、音楽、歌詞、動きによって日本の四季や自然美、人情、ロマンス、日常生活の様々な場面を表現していきます。優雅な動きと洗練された所作で以て日本文化の精神を表現するのが日本舞踊と言えます。また、三味線や太鼓などの日本独特の邦楽に合わせて踊ることで、日常を離れた新しい世界を体験することもできます。このようなきっかけでお稽古を始めました・・
着物が大好き、でも着る機会がないし、自分で着られない。
日舞を学びながら着付もできるようになり、きもの美人になります。日舞の発表や、パーティー、ちょっとした集いなど気軽に着物でお出かけ出来る機会が増えてきます。
仕事や家事、子育てを離れ、自分の為の充実した時間を作りたい。
頭と身体を使って稽古を重ねていくうちに、心を豊かにし、感受性、想像力、表現力などを磨いてくれます。
和文化に興味がある。
日本舞踊は日本が誇る着物をまとった舞踊。自国の文化を伝えながら国際交流にも役立ちます。
年を重ねてもエクササイズ感覚で楽しめる。
中腰、すり足で全身の筋肉を使って動きを繰り返すので インナーマッスルが、鍛えられます。